台所音楽出版?

 

 

 

 

 

 

 

 

どなたかによる、アイルランドのとある楽曲(ジグ)の手書き譜面。

どこからもってきたか、忘れてしまいました、誰かのものでしたらごめんなさい、

さわりの部分だけ、使わせて下さい

 譜面のとおり、8分の6拍子。なぜジグにこだわっているんだろう、この屋号を考えていた頃、

「マニュフェスト草案」にこんなことを落書きしていました。

 

台所音楽、という屋号はどうかな? 台所音楽出版。

(無印良品のようにわかりやすい四字熟語)

(東京大学出版会のように響きがどっしりしている)

暮らしのバックヤードで火や水や刃物と手に動かして働く場所、

そのリズミカルな騒音、その狭苦しい場所で楽器を鳴らし

小刻みなステップで冬の夜を踊って暖まるような生きかた……と、本の出版と結びつけたいと思っているのです。

言葉、ロジック、「エビデンス」、「ファクト」をつかって、動かせる何かを動かしたい、それが基本です。

ただ、それだけで何かが動くはずもない、と思うからです。

 

早々に却下したのですが、台所という屋号もいいなと思っていました。

 

どうにかして音楽の何かと結びつきたくて、8分の6拍子3連2つにこだわっている、かたち。

徐々にロゴの形が変わり、このあたりで以前の職場の友人に、ロゴを手伝ってもらいました。

 

信頼する年下の友人と話すうちに、いくつかの偶然もあって、それまでは、なんとか形にしたいと握りしめていた原稿や企画が、動きはじめました。ふう。いやまだまだ。

 

台所のおたまが参入してきた進化形。